播磨周辺の難読地名クイズ!

さぁ、つい最近「完璧」の「ぺき」の字が壁(かべ)じゃないことを知って度肝を抜かれた播磨孤道です。(ずっと万里の長城のことかと思ってました…)
みなさん、漢字って書けなくなってきたと思いませんか?

さてさて、ちょっと前に公開した離ればなれの石棺をバーチャル復元 企画、ご覧いただけたでしょうか。
個人的には画像編集しただけなんですけど、なんだかいいことしたなー、なんて勝手に思ってました(笑)

で、この企画、結果としては石棺を復元することができて良かったんですけど、ひとつ心に引っかかることがあったんです。

それが、

「投松」

という地名です。

この地名、答えを知らずに読める人ってどれぐらいいるでしょうか??
さすがに読めないですよねー。

で、ふと思ったんです。

そういえば今まで行った(もしくは、地図で見た)地名で「これ絶対読めないでしょ…(汗)」っていう地名が何件かあったよなー。

と。

そこで!
今回はこの難読地名をテスト形式にして皆さんにお届けしたいと思います。

出題数は 厳選の15問!

さぁ、みなさんは何問解けるでしょうか!?

ルール

  • 出題するのは播磨周辺の地名
  • 最後に行くほど難しくなっていきます(と播磨孤道が思った並び順です)
  • 時間は無制限

さぁ、ぜひトライしてみてくださいね!

※問題下の入力ボックスは答えを一時的に覚えておくために使って下さい。(もしくは、紙と鉛筆が一番確実ですね。)
※答えはこの記事の下の方にあります。

では、スタートです!

(ピーーーーーーーー!)

第一問: 妻鹿

ヒントは2文字。
パソコン好きの人ならこの単位はよく知ってるはずです。

第二問: 八家

ヒント。これも2文字。
母音はどちらも「あ」です。

第三問: 英賀保

3文字。
「英」の字がくせ者です!

第四問: 粟生

2文字。
神戸電鉄…線です。

第五問: 志染

3文字です。
この読み方と同じ食材のみそ汁は最高です!


さぁ、3分の1が終わりました。
ここから徐々に難しくなっていきますよ〜!


第六問: 生石

4文字。
石の宝殿の生石神社ですね。

第七問: 這田

3文字。
ま、普通の読み方のちょっと変更バージョンみたいなカンジですね。

第八問: 神爪

3文字。
口で何回も言ってたらこれになるかも。

第九問: 有年

2文字。
確かに読めなくは無いですかね。

第十問: 伊伝居

文字数を言うと大ヒントなんで今回は秘密です。
どうでしょうか?

 


さぁ、残りは5問です!
ここからは地元の人じゃなきゃ絶対読めないスーパー・ハードゾーンです。
どうぞ!!


第十一問: 国包

4文字。
旧・三木鉄道の駅名にもなってました。
「包」の字がくせ者。

第十二問: 淡河

3文字。
播磨孤道はずっと「たんが」だと思ってました。
「河」の字はまだ許せますけど、「淡」の字は普通絶対こうは読まないですね。

第十三問: 投松

4文字。
パソコンで正しい読み方を入力しても候補にでてきません(汗)
「投」が曲者です。

第十四問: 両月

これ何文字だと思います?
…2文字ですよ!
ここまで来ると、誰がどうこんな風に読んだのか、、、経緯を知りたい地名です。

第十五問: 五百蔵

漢字は3文字なのに読み方は4文字。
ナックルボールみたいな変化球です。

 


はい!
終了ーーーーーーーー!!

では、答えをひとつずつ見ていきましょう!

(※記事中の地図は地理院地図を加工したものです)

第一問: 妻鹿(めが)

はい。
これは結構正解した人も多かったかもしれませんね。
姫路の海側にある地名で、山陽電鉄にも妻鹿駅という名前の駅があります。

ちなみに播磨孤道はここを通る時いつも、天空の城ラピュタのムスカ大佐を思い出してしまします。(めが、めが…って、ね。…すいません。。)

 


第二問: 八家(やか)

これは御着の南側にある場所で、同じく山陽電鉄・八家駅もあります。

 

第三問: 英賀保(あがほ)

英が「あ」になるとは思いませんもんねー。
でも、JR英賀保駅があるんで知ってる人も多かったんじゃないでしょうか。

ちなみに三重県には英虞湾(あごわん)という海の名前があるんで、あながち「英」の字を「あ」と読む地名は他にもあるのかもしれません。

 

第四問: 粟生(あお)

これで「あお」って読むんですねー。
播磨孤道が初めてこの地名を見た時は「あわう??いや、くり???」ってなりました。

でも、ここも神戸電鉄粟生(あお)線があるんで、電車好きな人だと当然だったかもしれません。

 

第五問: 志染(しじみ)

三木市にある地名で、通常なら「しぞめ」とか「しそめ」とかって読むんでしょうけど、「もう言いにくいからしじみにしとこっか。」みたいなカンジで「しじみ」と呼ぶようになったのかもしれません。
ちなみに、ヒントにみそ汁と言ったのは、しじみのみそ汁のことでした。(ズズー)

 

第六問: 生石(おうしこ)

宝殿駅近くにある地名ですけど、これで「おうしこ」と読むのはかなり難しいですよねー。
普通だったら「しょうせき」とか「せいせき」とかでしょうか。

生石神社(おうしこじんじゃ)が有名なんで、宝殿近くに住んでる方なら誰でも知ってる地名かもしれません。

 

第七問: 這田(ほうだ)

たぶん這田のことを知ってる人は少ないんでしょうけど、廃線になった三木鉄道には「西這田」という名前の駅がありました。

※ちなみに播磨孤道では三木鉄道に関する記事も書いてます!

 

第八問: 神爪(かづめ)

おそらく「かみづめ」が長い年月のうちに「かづめ」になったんだと思います。
でも、この地名めちゃくちゃカッコよくないですか!?

神の爪ですよ??

なんかロールプレイングゲームで仲間になる拳法家の別名ってカンジですね。
否応なく、おっさんの中に眠る中二心を揺さぶられます!

 

第九問: 有年(うね)

有無で「うむ」と読めますから、「うねん」→「うね」って呼ばれるようになったんでしょうね。
JRに同じ名前の駅があります。

 

第十問: 伊伝居(いでい)

答えは上から読んでも下から読んでも同じの、「いでい」でした。
「伝」という字の読み方だけがポイントでしたね。

姫路城の北側にある地名です。

 


さぁ、ここからスーパー・ハードゾーンの答えです。


第十一問: 国包(くにかね)

これで「くにかね」と読むのはちょっと難しすぎますよねー。
ちなみに「国包」も廃線になった三木鉄道に駅が存在してました。

 

第十二問: 淡河(おうご)

正解は「おうご」でした。
これ、予想ででも当てた人はすごいですよね。
せめてどっちかの字は通常通りの読み方にすればいいのに…と思う地名です。

でも漢字としてはカッコいいですよね!

 

第十三問: 投松(ねじまつ)

今回の記事で一番最初にでてきたのにやっとここで正解発表です(笑)
でも、「投」を「ねじ」とは読まないですもんね。
投げるときは腕がねじれてるから、「ねじまつ」でしょうか???

 

第十四問: 両月(わち)

さぁ、残るは2つになっただけあって難読にもほどがある読み方です。。(汗)
播磨孤道はずっと「りょうづき」と呼んでいました。

ちなみになぜこの地名を知ったかというと、曜日が入ったバス停めぐり in 播磨! でここにある「両月」のバス停にいこうかと思ってたからなんですね。(←でも結局は月が丘のバス停にいきました)

 

第十五問: 五百蔵(いおろい)

最後は、究極の難読「いおろい」です。
なんなら「ごひゃくぞう」の方が読み方としてもカッコいい気がするんですけどねー。

ちなみに播磨孤道は、バス停名・数字集め の企画の中で「五がつくバス停」として行ったことがあるんですけど、時刻表を見るとバスが1日1本しかなくてビックリしたのを覚えています。

 

おわりに

以上、今回は難読地名を問題形式にして記事をお届けしました。

みなさん、結果はどうでしたか?
相当難しかったんじゃないでしょうか。

地名はそのそれぞれの土地の歴史の一部だと思うんで、けっこう興味深く見ていただけたかと思います。

もし他にも難読な地名を知ってたらぜひ教えてくださいね。

ではでは〜!