【飛行場】加西市にその昔あった鶉野(うずらの)飛行場を見に行ってきた(動画あり)

みなさんはその昔、加西市に飛行場があったって知ってますか??太平洋戦争のときに使われていたものなんで、もちろん今は使われてないんですけど、ちょっと前の記事「【加古川飛行場】尾上町にその昔あった飛行場の痕跡を探してみた(動画あり)」で紹介した加古川飛行場よりもその痕跡が多く残っているということだったんで、ぜひ行ってみることにしました。名前は鶉野飛行場(うずらのひこうじょう)です。

実はそこまで飛行機とか飛行場とかに興味をもってるわけじゃないんですけど、さっき紹介した加古川飛行場の記事を作ってから他の飛行場とかはどうだったんだろう??ってなって調べてみると、何度も行ったことがある場所のそばに滑走路とか防空壕が残っていると知ってすごい驚きました。

ということで、出発地点の北条鉄道・法華口駅から写真で紹介したいと思います。

1.北条鉄道・法華口駅

北条鉄道は他の駅もそうなんですけど、面白い企画というかアイデアを使って鉄道を盛り上げようとしてるんで僕はすごく応援してます。

駅舎の中はおしゃれな椅子がおいてあってカフェでパンなどを楽しめるようになってました。

今回は鶉野飛行場がメインですけど、北条鉄道の企画を一個だけ(勝手に)宣伝!長(おさ)駅から粟生駅までの切符で「長生(き)」。長寿切符が発売になるそうです。こういう企画は誰がかんがえてるんでしょうか??ぜひ担当の人に話を聞いてみたいです。

2.法華口駅裏にあるセブンイレブン近くの坂道

ここには鶉野飛行場に続く道の上に残りの距離が表示されてました。上り坂なんで途中挫けそうにもなりましたけど、残り表示があったおかげで頑張って登りきることができました(笑)

↓↓↓あと1.4km!まだまだです。

↓↓↓1.2km。まだ200メートルしか登ってないの!?

↓↓↓やっと 1.0km。まさか飛行場までずっと上り坂なんてことはないよね??

↓↓↓おっ、0.8km。だんだん近づいてきました!(坂はまだまだ続いてますけど。。)

↓↓↓あと 0.6km!そろそろつきそうです。

↓↓↓やっとつきそうです!坂もこのへんで終わってました。

3.防空壕

実はさっきの 1.0km と 1.2km の間には防空壕(??)が残されていて、中に入れるようになっていました。正直あんまり暗いとことか狭いところは好きじゃないんですけど、当時の方たちの心境を少しでも体験してみたかったので中に入ってみることにしました。そのときの写真と動画がこちらです。

↓↓↓まずは入り口写真。奥が暗くて中の様子はわかりません。

↓↓↓そして動画です。

防空壕の動画を見る

入ってみた感想としては、上空からの攻撃がない今でも中は結構心細かったのに当時の方たちはもっと心細かったんだろうな、と思いました。しかも僕みたいに一瞬じゃないですからね。いい体験をさせてもらいました。形は上から見ると地図記号のお城マークのようになってるみたいでした。

そして、0.6km 付近で見つけたこの景色。そのときは分かりませんでしたけど、後から鶉野最大の防空壕だったことが分かりました。


4.鶉野飛行場跡

↓↓↓そしてやっと到着しました。鶉野飛行場跡地。ある路地の角を右に曲がると急に道がまっすぐに。そしてその先には飛行場の滑走路跡を見ることができました。

↓↓↓その昔、ここを飛行機が離陸していたんですね。

5.鶉野飛行場資料館

↓↓↓そして滑走路のそばには鶉野飛行場資料館がありました。閉館時間の15分前にギリギリ到着!、、、と思ったらなぜか閉まっていました。。うう、窓の外から見るだけでも当時の貴重な資料がありそうなのがわかっただけに残念でした。また次の機会にとっておきたいと思います。

↓↓↓資料館の裏側。

↓↓↓資料館の外にはマップがあってすぐそばに機銃座??があるそうなのでいってみることに。

↓↓↓でも、、、??ガーン、、、どこからも入り口が見つからない上に、迂回できそうな溜池は立入禁止でした。

↓↓↓どうやら写真中央あたりにあるようですけど、確実に私有地を通らないといけないので、仕方なくあきらめることにしました。残念。

6.地下指揮所、防空壕

↓↓↓実は道に少し迷ったんで順序はあってませんけど、地下指揮所にも偶然行くことができました。当時を知る貴重な資料の一つですね。

↓↓↓葉っぱで隠れてしまってましたけど、見学するにはボランティアガイドさんの予約が必要だそうです。

7.平和祈念の碑

最後に加古川飛行場跡と同じく平和を祈念するためにたてられた碑を紹介したいと思います。僕も微力ながら平和のお祈りをしてきました。

いい体験ができると思うんですけどみなさんも機会があったらぜひ行ってみてはいかがでしょうか。

ではでは。