さぁ、気温も高くなってきて、また今年も蚊の猛攻に悩まされてる播磨弧道です。
みなさんとこの蚊もやっぱり元気モリモリでしょうか(^^;)
さてさて、皆さんは今年の3月の末で閉店した姫路の回転展望台(喫茶店)のことを覚えているでしょうか。
場所はこちら。姫路駅近くの手柄山中央公園に位置しています。
(地理院地図を加工したもの)
この展望台は1966年のオープン以来、長年多くの人に愛されてきましたけど、残念ながら老朽化もあって2018年3月で閉店することになってしまいました。
で、閉店してから早いもので3ヵ月経ち、今どうなってるのか気になってきたので、この回転展望台を実際に見に行って来ました。
ということで、惜しくも閉鎖した姫路の回転展望台が現在どうなってるかのレポートをご覧ください!
手柄山中央公園へ向かう
まずは姫路駅からいつものごとく、折りたたみ自転車を使って「手柄山中央公園」へ向かいます。
残念ながら姫路駅南側は工事中のため、いい写真がとれませんでした。
気を取り直して山陽電鉄・手柄駅へ。
あっ、ここにも貸自転車の「姫ちゃり」が置かれてるんですね。
15分ほどで回転展望台がある「手柄山中央公園」の入り口に到着。やっぱ自転車だと機動力が違いますね〜。
回転展望台に向かう
ふむふむ、案内図によると階段を上がってサンクガーデンを左に行ったあたりが目的の回転展望台ですね。
(うっ、、、景色はきれいだけどこの階段エグいな・・・・・・。)
なんとか階段を登りきりると、マップに書かれてた方向へ左折。
すると山道が広がってたんですけど、その途中で迷子になるという大人にはあるまじき事態に・・・。
しかも焦って左足首を捻挫することになってしまいました(涙)
でも、なんとか森の向こう側に目的の回転展望台を発見!
すぐ近くの坂を登っていくことに。
そして、10分ほど坂道とこれまたエグい上り階段を越えたら、やっと回転展望台の入口付近に到着!
では、ここからは回転展望台の現在の姿をお届けしましょう。
回転展望台の現在の姿
平和資料館と同じ敷地内にあるので、中には普通に入ることができました。
天気も良かったので、独特なフォルムがより映えた写真をとることができました。
でも、閉鎖されてるのに何も表示されてないのかな??
もっと近くに行ってみましょう!
「回転展望台」の看板はそのまま残っていますね。
・・・あっ!でも、写真中央に何か書いてある。
おおっ、小さく「閉店しました」と書かれています。
拡大すると、当時の営業時間が消された跡がまだ残っていました。
裏に回ってみると、謎の小部屋と操作パネルのようなものがあるだけ。
おそらくこのスピーカーも、もう使われることはないのでしょう。
入り口を内側からみたところ。
逆にこういうのを見るとより寂しさがこみ上げてきますね。
ただ、そうはいってもやはり建物の老朽化は間違いなく進んでいるようでした。
何かあってからではいけないので、閉鎖は妥当なところかもしれません。
回転展望台の中を覗いてみる
といっても、さすがに忍び込むわけにはいかないので、外からできるだけ中が見えるように写真をとってみました。
もうこのフロアでお客さんがコーヒーを飲むこともないわけですね。
ここのフロアがくるくる回っていました。きっとオープン当時は「新しい時代の幕開け」感がハンパなかったことでしょう。
そして、ちょっと物悲しい気持ちになりながら回転展望台をあとにしたら、植物園の方からもその姿を見ることができたので、最後に一枚パチリ!
回転展望台さん、ホント長い間お疲れ様でした!
おわりに
今回の回転展望台もそうですけど、廃止になった鉄道だったり長年続いてたお店が閉店するのを目にすると、やはり時代の流れを感じずにはいられません。
ただ、この回転展望台。多数の市民からの要望で今後はモニュメントとして残るということなんで、姫路モノレールの大将軍駅みたいにまた中を覗きに行くイベントなんかが開催されるかもしれません。
ぜひそうなったら訪れてみたいものです。
・・・ということで、今回は閉鎖された姫路の回転展望台のレポートをお届けしました。ぜひみなさんも休日に行ってノスタルジックを感じてみてはいかがでしょうか。
ではでは〜。