さぁ、前回「【たつの市】2つのわき水を訪ねる旅」でもらった龍野神社の「力水」のおかげで体の調子がいい(=思い込みが激しい)播磨弧道です。
みなさん、いかがおすごしでしょうか。
さてさて、このブログでは最近鉄道に関する記事が多くなっています。播磨弧道は元々そこまで鉄道ファンではないんですけど、特にもう今はなくなっちゃった「廃線」や、その昔走ってた鉄道車両をみて過去のロマンを感じるのもなかなかいいもんだな、なんて感じてます。
ということで、せっかく湧き水を探してたつの市まで行ったんで、JR姫新線の沿線にある2つの保存車両を見に行ってみることにしました。
ということで、今回はその模様をお送りしたいと思います。
ぜひご覧ください♪
(※記事中の地図は地理院地図を加工したものです。感謝!)
目次
龍野神社から中川原公園に向かう
まずは、前回最後に行った龍野神社(正確には、野見宿禰神社)から川を渡ってすぐのところにある「中川原公園」に向かいます。(地図を表示する)
行きは汗だくになりながら登った坂を今度は軽快に自転車で降りていき、古風な町並みを通り抜けると、川にさしかかりました。
川の向こうには醤油の一流ブランド「ヒガシマル醤油」の工場です。そして、この工場とは反対側の下流へ向かうと、すぐ目的地に到着。
お目当ての蒸気機関車の保存車両(C11-200号)は道沿いに設置されていて、すぐ発見することができました。
蒸気機関車・C11-200号を見に行く
まずはすぐそばにある、立て看板で詳細をみてみることに。
ふむふむ・・・えっ、地球37周もしてる!?
それは大切にしてあげなきゃダメですね。
では、車両の写真です。
ちょうど木の葉っぱが夏の緑色になってたんで、「緑映え」する写真がとれました。
野外にあるのに保存状態がいいですね。
しかも、レールまであるので雰囲気はバッチリです。
ちなみに、保存車両のすぐ前はベンチになっていて、ゆったり見学することもできますよ。
ベンチとは逆側には大きな木があります。
横から見たところ。
後ろからも見に行きました。
うーん、こうやって真後ろからみてみると、実際に動いてたときのことが想像できます。きっとモクモクと白い煙をはいていたことでしょう!
さぁ、ではひとつ目のノスタルジックはお腹いっぱい堪能したんで、次の保存車両へ向かうことにしましょう。
姫新線で本竜野駅から余部駅へ向かう
ということで、中川原公園の近くにあるJR姫新線・本竜野駅へ行き、そこから余部駅まで車窓を楽しむ時間です。やっぱり折りたたみ自転車は便利でいいですね。
10分もしないうちに「本竜野駅」に到着!以前この駅には「【数字チャレンジ】播磨周辺で1〜10の数字が名前に入った交差点を回ってきた!」という企画で一度来たことがあるんですけど、時間の関係で真っ暗だったんで昼間来て感動しました。こんなにキレイな駅舎だったんですね。
この日は運良く風が強めだったんで、駅の風鈴が暑さを忘れさせてくれました。
ということで、「本竜野駅」から「余部駅」へ電車で楽ちんで移動です。
わずか15分ほどで到着!ここから次の保存車両がある「御立公園」へ向かいます。
JR姫新線・余部駅から御立公園に向かう
余部駅からは、川を迂回しながら目的地「御立公園」へ向かうことに。(地図を表示する)
ちなみに、余部駅はまだ昔のままの駅舎で風情のある雰囲気でした。
(チャリこぎ中・・・)
そして、今回も15分ほどで御立公園へ到着しました!
蒸気機関車・C57の5号機を見に行く
ここにも説明書きが車両の前に置いてあったので、まずはそこから見ることに。
へぇ、これは川崎重工の兵庫工場で作られた、別名「貴婦人」と呼ばれる蒸気機関車か。今回は当時の写真付きですね。
では、早速保存車両を見てみましょう!
車両はベンチが設置してある広場の横にあります。
近づいてみるこんな感じ。屋根があって保存状態も良好ですね。
逆光がきつかったんですけど、やっぱり正面の写真がほしかったんでなんとかカメラを調節して撮影。レールのサビがいい雰囲気を出してます。
そうなんです。ここはレールだけじゃなく、ホームも再現してくれてるんですね。たまにはイベントとかで中に入れるんでしょうか。
窓枠をアップで撮影。うーん、たしかに「貴婦人」と呼ばれるような雰囲気。左下の赤色がアクセントになってデザインもいい感じですね。
そして後側からも。にしても、こんな大きなものが蒸気で動くなんてやっぱ科学はすごいです。
ちなみに、すぐ近くには踏切の信号まで設置してくれてました。ここは公園自体もすごく広いですし、すごくいいところですね。
ということで、C57の5号機も堪能させてもらいました!
ふらっと寄り道のコーナー
ちょっと日が暮れるまでに少し時間があったんで、一度前から行ってみたかった「男山配水池公園」から見える絶景、姫路城を見るために「御立公園」から寄り道して帰ることにしました。
景色がきれいだとは聞いてたんですけど、男山配水池公園についてあまり詳細を知らず、行ってみて思わず絶句してしまいました。
なぜなら・・・
階段エグーーーいぃ!!
帰るときに何段か数えたら、なんと「195段」・・・途中何回も休憩をはさみました(汗)
でも、のぼった後は・・・
夕日をいっぱい体に浴びた世界遺産・姫路城と空の色が入り込んで青くなった手すりのコントラストが待ってました。流石に10分ほど休憩してからおりましたけど、その間の景色は最高でした。いわゆるマジックアワーですね。
終わりに
ということで、今回は過去に走ってた2つの蒸気機関車の車両を見に行ってロマンを満喫してきました。
ちなみに、播磨地方にはまだ他に保存車両がいくつかあるのでこれからも少しずつ訪れてみたいと思います。(最終的にはまとめ的な記事も書こうかな。)
それにしても帰りに姫路駅で食べたゴーゴーカレー、うまかった〜。
みなさんもぜひ一度保存車両を見に行ってみてくださいね。
ではでは〜!