【加古川】2つの保存車両を訪ねる旅

さぁ、最近の「廃線マイブーム」の波に乗って播磨周辺の全保存車両コンプをたくらんでる播磨弧道です。
みなさんいかがおすごしでしょうか。

さてさて、この前の記事「【たつの市〜姫路市】2つの保存車両を訪ねる旅」では2ヵ所の蒸気機関車を見に行ってみましたが、実は播磨弧道が住んでいる加古川市にも保存車両があったりします。

ということで、今回は播磨弧道にとっては「僕のまち再発見」的なノリで加古川市にある2つの保存車両を訪れてみることにしました。

鶴林寺にあるC11-331を見に行く

まずは1つ目は加古川でも有名な聖徳太子ゆかりの鶴林寺にあります。場所はこちら。(地図を表示する

加古川駅からは自転車でも10分ほどで到着できます。(市役所を経由していくと道に迷わないですよ)

近くを走っている道路から少し中に入った場所で、展示されている蒸気機関車を発見しました。まずは恒例の説明書きから見てみることに。

ふむふむ、昭和47年に引退したんですね。すっかり年をとった播磨弧道でもまだ生まれてない頃です。

しかも、その同型車は今はなき高砂線でも走ってとのこと。確かに、ここ鶴林寺横の道路はその昔は高砂線の線路で、しかも鶴林寺駅ももちろんすぐそばにありました。んー、ノスタルジックを感じずにはいられません。

では、お目当ての車両の方を見てみます。

屋根が無いからか少しサビが目立ちますけど、これはこれで時間の経過を感じさせるのでいい佇まいですね。レールも設置されています。

この煙突から煙を吐き出している様子を想像しながら写真を撮ってみました。

そして、横からもチェック。

うーん、この廃墟感は播磨弧道が好きなやつです♪

あれ?窓が空いてますね。
階段もありますし、たまには公開もしてくれてるんでしょうか。

最後に後ろからも。

ちなみに、なぜか!?
東加古川の駅名標が設置してありました。せめて、鶴林寺駅とかなら分かるけど・・・謎です。

円長寺の近くにあるキハ2号を見に行く

次に、こちらも今はなき別府鉄道のキハ2号を見にいきましょう。鶴林寺からなら10分ほどで行けます。場所はこちら。(地図を表示する


ちなみにすぐ横の「松風こみち」は別鉄道の線路跡に作られた自転車・歩行者道です。

へぇ、元は三岐鉄道の車両なんですね。・・・って三岐鉄道ってどこ??と思って調べたら三重県の鉄道でした。遠路はるばるここまでやってきたんですね!

ちなみに三岐鉄道のウェブサイトを見ると今でも似た車両を使ってるようでした。

では車両を見てみます。空がキレイだったんでまずは遠景から。

正面からアップで。見てもらったら分かると思いますけど窓ガラスがなくなっちゃってるんです。残念ながら割れちゃったんですね。

実は、その昔ここの様子を見たことがあるんですけど、明らかに石か何かをぶつけられていました。貴重な車両なのに・・・

気を取り直して横から。今気づきましたけど踏切の信号も備え付けられてたんですね。

公園の外に出て反対側からも。その昔これがすぐ横の松風こみちの場所を走ってたんですね!

キハ2号の改修について

ちなみに、今回キハ2号を見に行ってフェンスにこんなスケジュール表があることに気が付きました。

どうやら「キハ2号を守る会」というのがあって当時の姿に復元を計画しているようです。んー、確かに保存状態はあまりよくないですもんね。

そして、その横には活動内容の貼り紙もありました。播磨弧道も少しでも応援したいので、以下にリンクを紹介させていただきます。ぜひみなさんも興味をもってくれると嬉しいです。

↓↓↓クラウドファンディングです。2018年7月31日の11時までに目標金額200万円を目指しています。(2018年7月12日現在で、711,000円集まってます)

【第二弾】旧別府鉄道車両キハ2号。雨漏りを防ぐため窓枠修復へ

※どうやら第一弾はプロジェクト成功したようです!

おわりに

ということで、今回は加古川で展示されている2つの保存車両を見に行ってみました。

どちらも近くにあるんで、加古川駅から自転車を使えば両方行くのに2時間もあれば充分回れます。

ぜひ、みなさんも「ちょっとしたサイクリング」とか「かるーいお散歩」感覚で行ってみてくださいね。

ではでは〜。