【小野市〜加東市】2つの保存車両を訪ねる旅

さぁ、この間の【たつの市〜姫路市】2つの保存車両を訪ねる旅から播磨周辺の保存車両めぐりが本格的に楽しくなってきている播磨弧道です。
みなさんいかがおすごしでしょうか。

さてさて、今回は保存車両をめぐる旅の第3弾ということで、加古川から北の方へ行ってみることにしました。ルートは小野市〜加東市です。

予想以上に夏の太陽が頑張ってくれたおかげで、軽くフラフラになったり、時間の関係で途中で予定を変更したりとなかなか過酷な部分もありましたけど、その分おいしいものが食べられたりして楽しい旅になりました。

ぜひご覧ください!

(太陽さん、たまには有給とりなはれ・・・)

加古川線に乗って、加古川駅から河合西駅に行く

ということでいつものごとく折りたたみ自転車を携えて、加古川線に乗り込みます。目的地は播磨弧道が初めて降りる「河合西駅」。

運良く途中から座れることになったんで、ゆったりした気分でガタンゴトンと30分ほど車窓を楽しんでいると、すぐ到着しました。

河合西の駅って小さいですけど、おしゃれなデザインですよね!駅名の向こう側が待合室になっているようで何人か次の電車を待ってらっしゃいました。

さて、ここからは折りたたみ自転車をトランスフォーマーのようにスムーズに変形させて1つ目の展示車両に向かいます。

神戸電鉄1100系1117号車を見に行く

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1つ目の展示車両は、株式会社カコテクノスさんの小野工場にあるので、ここからは自転車の天敵、急激な坂をひたすら登っていくルートをたどっていきます。

途中、雄大な加古川の景色に感動したり・・・

テーマが「夏休み」になりそうな風景に癒やされたりしながら進んでいると、熱波で軽く歪んでる景色の向こうに、鮮やかなオレンジ色を発見!

おおっ、あれは!
「カコテクノス」と書かれた工場の横に車両の前方部分が見えています。

喜んで緩やかな坂を駆け上ってみると・・・

おおっ!
本物の鉄道がここに敷設されているかのような景色です。

そして、正面から。ちゃんとレールの上に乗っかっているんですね。

逆側の正面から。
オレンジと灰色のコントラストがいい感じです。

横からも。
思いがけず走ってる感が出ました(笑)

ちなみに予約すれば車両の中まで見学させてくれます。(なんと親切な!)もし見学したい方は以下のページから申し込みをすることができますよ。

神戸電鉄1117号車両見学のお知らせ

ただ、今回は播磨弧道ひとりだけだったので予約はしませんでした。(なので、ここの写真は全て公道から撮影しています。)

ということで、次はもう一つの保存車両を見るために「滝野駅」へ向かうことに。

2つ目の保存車両近くの滝野駅へ向かう

2つ目の車両は加古川線の滝野駅近くにあるので、まずは一度「河合西駅」に戻ることに。

と、偶然その途中で有名な「ひまわりの丘公園」の前を通りかかったので、一枚だけ写真をとることに。

・・・なぜ1枚だけかというと、この日は猛暑だったにもかかわらずヒマワリが無数の太陽に見えて頭がクラクラしたからです(笑)

そして、河合西駅に到着する少し前に電車の時間を調べるとなんと、

後3分ほどで、出発する

という事実に愕然とし、さらに

その次の電車は1時間後

という現実に追い打ちをかけられた結果、播磨弧道が出した答えは、「もうこのままチャリで滝野駅まで気合で行く」というものでした。

さすがに1時間ボーッと待ってるのもなんだし、1時間もあればたった電車より早く着くのは間違いなかったので。たった3駅ですしね。


ということで、ここからは直接2つ目の車両が展示してある「播磨中央公園」に向かいました。

C56 135蒸気機関車を見に行く

熱波の中ペダルを漕ぎ、やっとのことで目的の播磨中央公園に到着することができました。

すぐそばにあるエグい坂を登っていくと入り口を発見!
地図で保存車両の場所を確認することに。

地図を表示する

保存車両は池の向こう側ですね。
ここからならすぐ行けそうな距離です。

ただし、気をつけないと行けないのが自転車。播磨中央公園は自転車の乗り入れが禁止されているんですね。(以前知らずに入ったら、ここのおじいちゃんスタッフに冷たく注意されて軽いトラウマなのです ^^;)

ということで、近くに自転車を停め、徒歩で車両を見に行くことに。

この「にじのはし」を通って入っていきます。

中はとてもキレイな公園になってました。確かにこれなら自転車は禁止のほうがいいかもしれませんね。

こういうアスレチック的な場所もあるので、きっと子供さんは大喜びすることでしょう。

そして、この池の横にある道を奥へ進んでいくと・・・

おっ、あれが2つ目の保存車両「C56 135号蒸気機関車」ですね。

ということで、まずは説明書をを見ることに。

なんと!
昭和13年に作られて、その後36年間も使われた車両なんですね。やっぱり昔のものは長持ちしますね。

正面から。
屋根はないですけど、レールも本体も比較的キレイですね。きちんと管理されてるっぽいです。

斜め前から。これがホームに止まってる姿を見てみたかったものです。

次は横から。プレートが赤いのがおしゃれですよね。

そして、反対側に行って運転室をアップで撮影。
残念なことに窓ガラスが割れてました。(もしかすると故意に割られてる??)

でも、足元を見てみると赤い塗装がカッコイイです。「シャア専用」って感じですね(笑)

ということで、2つ目の保存車両も堪能させてもらいました。

ふらっとウマ飯のコーナー(紫川ラーメン)

実際には以前に何回か行ったことがあるんですけど、久しぶりに行ってやっぱり美味しかったんでこのお店を紹介したいと思います。

はい!播州ラーメンの有名店「紫川ラーメン」さんです。やっぱりここのラーメンは甘いスープがめちゃくちゃうまいです。

炎天下での自転車だったんで塩分が足りなくなってきてた体にピッタリでした。

ごちそうさまでした〜♪

おわりに

ということで、今回は小野市のカコテクノス、加東市の播磨中央公園にある2つの保存車両を訪ねてみました。

炎天下だったんで自転車だと苦労しましたけど、どちらもいい車両だったんで、頑張ってペダルを漕いでよかったです。

熱中症の危険があるんで、今の季節自転車で行くのはおすすめできませんが、少し涼しくなったらサイクリングでもちょうどいい距離なので、ぜひみなさんも行ってみてくださいね。

ではでは!(そろそろ保存車両のまとめ記事もつくろうかな??)