さぁ、マッサージチェアをヘビメタのバスドラムみたいにしてリフレッシュしてきた播磨孤道です。
みなさん、お元気でしょうか。
さてさて、今回はこのブログでも度々取り上げてる鉄道の話題なんですけど、鉄道とはいっても今はもう営業していない、いわゆる「廃線」にスポットライトを当てたいと思います。
その鉄道の名前は、
別府鉄道(野口線)
です!
加古川に住んでる人だったら知ってると思いますけど、別府鉄道の野口線は電車が走らなくなった後、松風こみちという細い道路になってるんで、今でも多くの方が歩き or 自転車で利用していると思います。
でも、この別府鉄道。
この辺りでは有名な廃線のようで「別府鉄道」で検索してみると関連するページがたっくさん出るわ出るわの大行列です。
じつは播磨孤道もブログ開始直後に取材にいこうかと思ってたんですけど、あまりにも別府鉄道を紹介してる人が多かったんで、やめちゃった経緯があったんです。
でも、廃線って何か人を惹きつけるものがあるで、最近になってやっぱり行きたい!って思うようになってきたんです。
なので、今回は
真夜中(0時ごろ)に旧・別府鉄道の松風こみちに行ってきました!
えっ、なぜ真夜中に行くのかって??
んー、どうせ行くんだったら、
少しでも人と違うことがしたいかなー、と(笑)
というのも、播磨孤道も大好きな明石家さんまさんの師匠、笑福亭松之助さんがよく「人と違うことをしろ」とおっしゃってたそうなので、播磨孤道もこれにあやかることにしました!
ということで、今回は真夜中の別府鉄道跡をお届けしたいと思います!
先にゆっておきますけど、正直写真はほぼ全編、漆黒の闇です(笑)
(※記事中の地図は地理院地図を加工したものです)
目次
別府鉄道(野口線)のおさらい
写真に行く前に別府鉄道を簡単におさらいしておきましょう。
別府鉄道は、、、???
- 1984年に廃線になった
- 野口駅(加古川市役所近く)〜別府港駅(イトーヨーカ堂近く)までを走ってた
- 昔の線路は道、駅は公園や休憩所になっている
地図で言うとこんなカンジですね。
さぁ、それでは市役所近くの野口駅跡からスタートです!
1.真夜中の野口駅跡
野口駅は加古川市役所のすぐそばにあった駅で、旧JR高砂線と乗り換えができるようになってました。
さぁ、それでは真夜中の野口駅はこちら!
ちょっと引きました??
そりゃそうですよね、まーっくらですから。
しかも、この写真、あまりにも暗すぎてよく見えなかったんで画像ソフトで明るさを大幅にあげています(笑)
うーん、これだけみるとなんかホラー映画のワンシーンのような、、、
今回の記事、ホントに需要あるかな??(若干心配になってきた。。)
そして、次の駅に行く前に現存する橋もカメラにおさめてきました。
これはこれで絵になってるかもしれません♪
横からも。
それにしてもここを電車が走ってたってなんだか不思議な感覚ですね。
2.真夜中の藤原製作所前駅
地元民なのに知らなくて恥ずかしいんですけど、藤原製作所ってどこを探してもなかったんでもうなくなっちゃったもんだとばかり思ってましたけど、現在のTLV(蒸気機関の部品でシェアNo.1の地元有力企業)のことなんですね。
知りませんでした。
もしまだ別府鉄道が残ってたら「TLV前駅」に名前が変わってたかもしれませんね!
後ろに写ってるのがTLVです。社名の文字が見えますね。
この後、写真の奥の方へ走っていくんですけど、なかなか怖かったです(笑)
3.真夜中の円長寺駅
円長寺駅というお寺の近くにある駅で、この跡地には当時走っていた車両が残されてるんですね。
正直なところ、あまり保存状態は良くない(その昔、ガラスが割られたりしてました)ですけど、当時のことをしる貴重な資料です。
真夜中に撮影すると不思議と「プラモデル感」が出てしまってホントに不思議な絵になりました。
ね?なんだかミニチュアみたいな気がしませんか??
では次の駅に向かって出発!
ここも有名な線路が埋め込まれてる道路です。
やっぱり昼間と雰囲気が全然違いますね。
明姫幹線を渡った所。
次の駅はもう目の前です!
4.真夜中の坂井駅
坂井駅跡は明姫幹線にある「からあげ横丁」の裏にあります。
お昼にここを通ると子どもたちで賑わってるんですけど、0時ともなるとこんな感じです。
さぁ、怖いんで時間もないんで次へ行きましょう!
でました!またしても線路が埋め込まれた道路です。
こういう風にちょっとでも昔の風景を残してくれると、鉄道ファンも喜ぶんでしょうね。
5.真夜中の別府口駅
別府口駅は、山陽電鉄・別府駅のすぐそばにあった駅です。
廃線になった今もベンチが残ってますが、そこまで大きな駅じゃなかったようですね。
終点の駅に行くまでの間に山陽電車の高架をくぐります。
ちょうどこのとき(おそらく)終電が山陽電鉄・別府駅に到着してました。
けっこう遅くまで営業してるんですね。
6.別府港駅
さぁ、到着しました!終点、別府港駅です。
この駅は今回の野口線と、JR土山駅までを結ぶ土山線の合流する駅だったんですね。
この写真も明るさを大幅にアップさせています。
現在も跡が残ってると聞いてその写真も撮ってきました。
わかりづらいですけど、赤枠の中にある石垣が別府港駅の跡なんだそうです。
と、いうことで野口駅から別府港駅までをたどってみました!
ちなみに
今回通った松風こみちには、実は距離を示すプレートが地面に埋め込まれてるんで、最初と最後の場所だけ写真をとってきました。
100と書かれています。
たぶん松風こみちのスタート地点から100メートルっていう意味だと思います。
さっき紹介した山陽電鉄の高架付近で発見。
3000(メートル)ってことは松風こみちは3キロあるってことなんですね。
おわりに
と、いうことで今回は真夜中の別府鉄道跡地をたどる企画をお届けしました。
最初は怖かったんですけど、途中からそうでもなくなってきていい意味でのドキドキハラハラに変わっていきましたよ!
んー、もしかしたらこの真夜中の企画、今後やっても結構おもしろいかもしれません。
(さすがに山の中とかは絶対行かないですけど)
じゃ、みなさんももし松風こみちを通ることがあったら、その昔に駅があった場所などをみて過去のロマンを感じてみてはいかがでしょうか。(もちろんお昼に♪)
ではでは〜!