さぁ、シークヮサー味のストロング缶にはまっている播磨弧道です。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
さてさて少し前にニュースで2号線にかかってる橋、加古川橋がかけかえられることになったと報じられましたがみなさんご存知だったでしょうか?
加古川橋の場所はここです。
(※記事中の地図は地理院地図を加工したもの。)
加古川と高砂をつなぐ主要な橋のうちのひとつなんで周辺住民だったら誰でも一度は通ったことがあると思います。
で、2018年度にも架け替えが開始されるってことだったんで、このみんなに親しまれてきた加古川橋を写真に残しておかなきゃ!という不思議な使命感(笑)にかられ、さっそく行ってきました。
では、その写真をどうぞ!
加古川橋の保存用写真
加古川駅側から撮影。この日は祝日だったこともあって車が混んでいます。後でも触れますけど4車線にする構想もあるんで、そうなると渋滞が解消されるかもしれません。
橋から見た景色。播磨灘の方に向かって撮影しています。
高砂側には竣工のプレートが埋め込まれていました。昭和34年(西暦1959年)の3月だったんですね。
あれ、記事では大正14年に完成って書いてたんですけどなぜ違うんでしょう??
逆側(加古川側)には架加古川というプレートが。
加古川橋の全景も撮影してきました。
これも後で触れますけど、たしかに橋脚の数は多いですね。
改めて見てみると風情があってなかなかいい橋なんですけど、この姿が見られるのもあとわずかってことになりました。
さぁ、というわけで架け替え工事が行われる前に撮影された加古川橋の姿をご覧いただきました!
では、ここからはなぜ加古川橋が架け替えられることになったを説明していきたいと思います。
なぜ架け替えられる?
理由1 老朽化
写真でみていただくとわかるとおり、この橋はすでに古くなってしまっていて近くで見ると、素人でも老朽化しているのがわかるぐらいです。
今すぐ橋が落ちるなんてことはないでしょうけど、そうならないためには今から架け替えておく必要があると判断されたようです。
ニュース記事では大正14年(1925年)に完成した橋ということなんで、もう90年以上経ってるんですね。
さすがにそろそろ架け替えのときかもしれません。
理由2 川の治水
写真のくだりでも書きましたけど、脚が16本と多いので川の流れの邪魔になってしまっているからです。
播磨弧道が見にいったときは、橋脚は多いもののそれほど問題があるとは思えませんでした。なので、おそらく台風などで増水したときの影響を考えてのことでしょう。
最近は冗談じゃないレベルの雨が降ることも多くなった印象があるんで、周辺の安全を考えると新しい橋の方がいいのかもしれません。
理由3 交通渋滞
周辺住民の我々には一番この理由に興味があるんじゃないでしょうか。
さっき写真で見てもらいましたけど、車が渋滞してましたよね。
播磨古道はチャリなんでそれほど渋滞は問題じゃないですけど、やっぱり交差点付近が混雑してることもあって事故とかが怖かったりします。
で、どうやって渋滞を解消するかというと加古川橋西詰〜坂元の区間の都市計画を変更して4車線化したいな、ってことらしいです。
うーーん、たしかにあの辺りはずーっと一方通行になってるんで、初めて来た人には不親切ですし、この一方通行も播磨古道が自動車の運転嫌いになった理由の一つなんですよね(笑)
で、どうやらこの4車線化が必要な理由の一つに加古川中央病院がオープンしたってこともあるようです。
どういうことかというと、加古川橋の渋滞のせいで救急搬送がすぐできない可能性があるってことです。
つまり、こういうことですね。
たしかに、せっかく大きな病院が都市部にできたのに、渋滞のせいですぐ行けないってなると本末転倒な気はします。
ただでさえ2号線は交通量が多い道路ですしね。
橋はどう架け替えられる?
じゃあ、加古川橋はどんな感じで架け替えられるんでしょうか。
記事によると次のような手順になるようです。
1.上流側に仮の橋を架ける
2.現在の加古川橋を撤去
3.元あった場所に新しい橋を建設する
※ちなみに新しい橋の建設はまだいつになるかは未定とのことです。
おわりに
加古川もどんどん景色が変わって寂しい気持ちがある反面、4車線の計画はどんな風になるんだろうとドキドキもしています。
次の90年間も頑張り続ける頑丈な、でも写真もとりたくなるような綺麗な橋ができるといいなー、なんて勝手に思ってます(笑)
では、みなさん。
気がついたらもう昔の風景がなくなっちゃってたー(汗)なんてならないように、時間を見つけて加古川橋を見に行ってみてはいかがでしょうか。
ではでは〜!