【ちいさな橋】播磨周辺の雰囲気のある小さな橋10選

実はこれ昔はあんまり気にならなかったんですけど、播磨孤道を始めてから1つ気になりはじめたことがあるんです。「気がついたらいつもあの子の事ばかり考えちゃってる」みたいな淡い恋心といってもいいんじゃないでしょうか(笑)

それが今回のテーマの「小さな橋」なわけです。まー、「橋なんて川と川の間をつないでるだけの道路だろ!?」って思う人もいるとは思うんですよ。でも、ホントにだまされたと思っていろいろ注目して見てみてください。

橋は橋でもいろんな個性があるわけですよ。例えばおいおい、もう少し愛想よくしろよー、っていう無骨なやつからなんて繊細な箱入り娘だなー、っていうオシャレなお嬢さんもいます。中には

シャキーーーン!!

って音がなりそうな貴族っぽい橋もあったりしてやっぱり建築家のデザインもひとそれぞれなんだなーって思いますね。

ということで、今回はこれまで僕が孤道を続けてきた中で気になった「雰囲気のある小さな橋7選」をお届けしたいと思います。ちなみに小さな橋の基準は「自動車が通れない(←道幅が広くても実際に通れる場所にない)」です。

ぜひみなさんも自分の住んでいる家の周りの橋に注目してみてくださいね。

【追記:2017/9/24】加古川の水管橋を追加しました。
【追記:2017/11/04】であいの道にかかるメロディ橋と掌中橋を追加しました。

1.天川東公園の前にかかってる橋

この橋は昔の記事「【山越えチャレンジ】加西〜高砂・3連峠 連続3つの山越えルート」で最後の馬坂峠に行く手前で通ったんですけど、どうですかこの雰囲気。レトロでしょーー??真ん中の柱を横から見た時のなんか「ネジ感」も古き良き時代の雰囲気をかもしだしてますよね。

まぁ、写真では夕日がはいってきて雰囲気がよくなってるのもありますけどね、実際この橋を通ってみると結構時間が経ってるんだなーってのがよく分かるんで、たぶん長年この川(天川、あまかわ)の両岸をつないできたんだなーって思いますよ。

ちなみに一枚目の写真で柱と柱の間のところに下向きのメガホンがついてますよね??もしかしたら何か町内会の放送とかに使ってるのかなーって思ってたんですけど、もしそうだとすると犬の散歩をしている人が多かったんで一瞬にしてワンワン天国であたりが騒然となるんでしょうね(笑)

はい。見た目は地味だけど、芯がしっかりして好感をもてる好青年って感じの橋です。

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2.播磨中央公園の道路を横断する陸橋

こいつですねー、無骨なガッチガチの小橋は。両サイドの金属部分を見てください。もう、昭和の古ーい鉄工所で職人さんがガンダムみたいなマスクをつけてバチバチー!って火花が散らせてるような絵が浮かびませんか??

でも無骨な感じでも嫌な感じじゃなくてこの重厚感はかっこいいの一言。なんなら僕の中ではこの橋が変形してガンダムとかの武器とかになってもおかしくはないんですよねー。多分その時はかっこいい音楽とか流れるんでしょう。そして一回コマーシャルもまたぐんですよ。きっと(笑)

ちなみにこの下は道路になってて普通に車がビュンビュン走ってます。あと、公園内は自転車の通行が禁止らしいんで注意が必要ですね。(←実はまったく知らなくて入っちゃって嫌味な感じでおじーちゃんに注意されてしまった。。本当にゴメンナサイ。でも言い方って、、、大事。。涙)

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3.淡路島にあるサンシャインブリッジ

さぁ、でました!どうでしょ、優雅でしょー、この橋??もうね、「橋」ってゆっちゃダメでしょ、「ブリッジ」でしょ!っていいたくなるような優雅な雰囲気を体にまとってますね。バックの夕日もより綺麗ですよ。まさにサンシャインブリッジ。

というかここの橋、これだけスタイリッシュなんで全然あってもいいと思うんですけど、この写真の右側もうちょっといったところに普通に橋がかかってるんでわざわざなんでこんなものをココにつくったのかなーって感じですね。階段登んなきゃいけないし。

一種の観光地なのかなーと思ったけど正直だーれもわたってませんでした。(というか人の気配が周りにはありませんでした。)んー、バブル時代の遺産なんですかねー??入り口は両側にあるんで登って渡ることはできるみたいなんで次行った時調査もかねて行ってみたいと思ってます!

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4.平木橋

この橋は過去のロマンがあるというか、それこそ古き良き時代の上品さみたいなのがあるんで、女優の吉永小百合さんなんかが映画で自転車をチリンチリンー♪なんてならしながらハイカラに川を渡るとかいうシーンが絵になりそうです。

ちなみにこの平木橋、実はもう実際の橋としては使われてなくて、昔あった場所に道路がとおるってことで移設されたらしんですね。今はいわば展示品ですよ。なんで、残念ながら僕らはこの橋を渡れないんですねー。んー、まわりから眺めるだけかー。。せっかく移設するならどうにかして通れるようにしてくれないですかねー??

(あ、でも別府鉄道の展示車両のガラスががバッキバキに割られてたのを考えるとこっちのほうがいいのかもしんない。。)

↓↓↓真夜中の平木橋もなかなかの雰囲気です。

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5.御前浜橋

まず写真から見てください。

どうですか??このいかにも「トレンディドラマで視聴率稼いでます!」みたいなオットコ前の空気感。勝手な印象ですけど、絶対この橋で待ってたら吉田栄作が女の人を追いかけてここまで走ってきますよ(笑)
そりゃ、これだけドラマチックな雰囲気ですからねー!

ちなみに音楽はとなりのヨットハーバーからガンガンに流れてくるんでBGMも必要なし!しかも、たまに橋の下をヨットがグイーーーンって白波をたてながらくぐっていくんで、もうそこにいるだけでドラマの登場人物になれるんですよ。

どうやら大きい船がくると橋が跳ね上がるらしいんで、どこまでもドラマチックな設定がブレないんだなー、と感心するほどですよ。この跳ね上がりのせいで二人がすれ違うシーンがあったりするのかもって妄想しちゃいましたけど、今はスマホがあるからLINEでちょちょい!ですね。今はドラマ作るのも大変でしょうねー(笑)

たまに僕みたいに現実逃避したい人は是非行ってみてください。
はい5秒前、4、3、(2、1)キュー!

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6.鳴尾浜公園内にある木の橋

この橋はアスレチック感があるんでわんぱくな橋として紹介したいんですよ。しかもこの橋は一つかかってるだけじゃないんでそこもおすすめポイントでしょうかね。

ちなみに2枚目の橋を見たら、ここで牛若丸と弁慶が戦っててもおかしくない雰囲気じゃないですか??欄干をピョーーーンってカンジで飛び移るカッコいいシーンのやつです。
ただ個人的には牛若丸が足滑らせてバシャーーンって水に落ちて、弁慶が橋にかかってるオレンジのうきわを投げてもらってるシーンが見たいですね(笑)ジャッキーチェンの映画みたいに最後のメイキング映像みたいなカンジですかね。

ちなみに鳴尾浜公園にはですね、なんと「年中泳げる野外の温水プール」もあるんでそっちも寄ってみてはいかがでしょうか。

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7.衝原湖の中央にかかる橋

さぁ、ラストまで来ました。(新しい橋を追加しました)最後は僕のお気に入りのやつを紹介しますよ!

それが衝原湖(つくはらこ)にかかってるこのスペースチックな橋。二本の柱からのびてるワイヤーがマンガの集中線みたいになってホントにカッコいいんですよ。ホントに宇宙船とかに何本かついてて、そこからレーザービームが発射されても不思議じゃないデザイン。すごくいいですねー。

ちなみにここの橋のある衝原湖は前に「【リフレッシュ】播磨周辺の気分をリフレッシュできる湖、池ランキング」、それから「播磨周辺のエキサイティングな小道ランキング」でも紹介しました。

実は、この衝原湖にはもうひとつ赤いオシャレな橋もかかってるんで、次行った時にはそっちも楽しんでみようと思います。

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8. 加古川の水管橋

加古川にかかる橋で有名どころを忘れてました!ちいさな橋といわれてこの水管橋を忘れちゃだめでしょーってカンジですね。

特徴のの青くて長ーーーいビジュアルをしてるんで、たぶん誰でも一度見ただけでも記憶に残ってるんじゃないでしょうか。


ちなみにこの水管は工業用水を運んでるんだそうです。周りは田んぼや畑がたくさんあるんで今までずっと農業用の水管だとばかり思ってました。ウェルネスパークの図書館に行くのによくこの橋を使ってました!

↓↓↓きれいなアーチ上の部分がきれいですね!

↓↓↓結構ながいですよー。

 ↓↓↓遠くからでも存在感あります!

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9. であいの道にかかってるメロディ橋

その昔走ってた別府鉄道・土山線が今はであいの道として歩行者・自転車道になっていて、この小道にかかる橋がとてもキレイです。

しかもこの橋には等間隔に金属の板が取り付けられていて、備え付けのマレット(鉄琴をたたく道具)でこれをひとつひとつ叩いていくと、なんと童謡、ふるさとのメロディになるんです

♪うーさーぎ追ーいし、ってやつですね。

なので、よく子供たちが親御さんと一緒に叩いてるのを見ます。なんとも微笑ましい光景ですね。

↓↓↓ここを昔、別府鉄道が走ってました。

↓↓↓オシャレなデザインです。

↓↓↓この板を叩くと「ふるさと」のメロディが流れます。

↓↓↓ちょっとかすれちゃってますけど五線譜まで用意してくれてます。mf(メゾフォルテ)まで書いてくれてます(笑)

↓↓↓土山駅側から。

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10.稲美町に残る掌中橋(てなかばし)

4番目の平木橋みたいな煉瓦造りの橋で、大正時代につくられた掌中橋。いまでもその周辺は公園になって保存されています。

ちなみに水路の橋なので横幅はそれほどなく、上から見るとそこまでテンションがあがるわけじゃないですけど、側面から見ると赤いレンガがとってもいい雰囲気を出してます。

ただ、あまり清掃されてないようで、下の川にゴミが多かったのがちょっと残念でしたね。。

↓↓↓煉瓦造りのかっこいい橋です。

↓↓↓逆側から。年代を感じますね。

↓↓↓水路にはパイプが通ってました。

↓↓↓周りは公園になってます。

↓↓↓説明書き。

(以下、説明文から引用)

掌中橋

東播磨地域には、県下で最大や最古のため池、絶滅が心配される生き物が暮らすため池など、個性豊かなため池が沢山あります。日本有数のため池密度を誇るため池群は、文化財としての価値も高く、「文化的景観180ヵ所」や「関西の風景100選」にも選定されています。

「いなみため池ミュージアム」は、地域みんなの参画と協働のもと、こうした水辺空間をより安全・安心で快適なものにしていくとととに、それを核とした魅力いっぱいの地域づくりをすすめていくものです。

掌中橋保全協議会は、この東播磨ならではの新しいふるさとづくりに積極的に取り組んでいます。

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11.蓑川の潜水橋

脇川の念仏水を取りに行ったときに近くにあったんでふらっと寄った橋。
そこまで期待はしてなかったんですけど、潜水橋の名のごとく、川の水が増水すると水の中に橋が隠れてしまうようです。

写真はこちら。
ちょうどいい具合に月がフレームインしてました。

夕日も映える潜水橋。

潜水橋を渡った場所から撮影。

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まだまだ小さな橋はいっぱいあるので記事を更新中!