【明石】弘法大師の霊水で字が上達するか検証

さぁ、冬将軍が来る前に、ヒザの痛みで冬の到来を感じる播磨孤道です。
みなさん、どのようにお過ごしでしょうか?

さて、突然なんですけど、小学校のころにやった習字の授業って覚えていますか??

僕はそれほど習字が得意じゃなく、しかも洗い物をしなきゃいけないってことで、あんまり好きじゃなかったんです。
(つまり下手ってことですね(笑))

で、この前、明石の湧き水「亀の水」を取りに行ったときに、他にも湧き水がないかリサーチしてみたわけですよ。

そしたら、東二見に「弘法大師の霊水」っていう湧き水があるってことだったんで、ふと思いつきました。

じゃー、これ飲めば弘法大師のように字がうまくなるんじゃー!?

って。

だって、弘法大師(空海)さんは、

弘法も筆の誤り

っていわれるぐらい字がうまかったわけですからね!

そこで!今回の企画は

弘法大師の水を飲んだら字がうまくなるのかを検証する!

です。

では、スタート!

(※記事中の地図は地理院地図を加工したものです)

弘法大師の霊水を飲む前に字を書く

字がうまくなったかどうかを比較するために、水を飲む前に字を書いておきました。
それこそ、小学校以来の習字なんでウン十年ぶりの挑戦です!

まずは100円ショップで書道の道具を買い揃えました。

全部で600円ほどでした。
昔と比べるとホントに安くなりましたねー!

あと、一個感動だったのが下敷きの裏側がたこの吸盤みたいに机にくっつくようになっててすべりにくくなってたこと。
ほほー、習字の道具も進化をつづけてるんですねー。

で、書いてみました!

いや、けっこう自分では予想以上にうまくかけたと思うんですけど!?

下手くそな字で「達筆(たっぴつ)」ってかいてたら面白いだろうなーって思ったらホントに予想以上にいい字がかけてしまいました。。

(こういうところが僕の「持ってない」とこなんですよねー。^^;)

まー、でもバランスがよくはないですし、筆がかすれちゃってるんでまだまだ改善の余地はありそうな感じです。

しかも、これから水を飲めば、有名な書道家・竹田双雲さんみたな字がかけるかもしれないわけですからね(ニヤリ)

では、お水をいただきにいきましょう!

弘法大師の霊水をもらいに行く

弘法大師の霊水は、山陽電鉄・東二見駅の近くにあります。
歩いても15分〜20分ほどあれば十分行ける距離ですね。

地図を表示する

ここが弘法大師の霊水がいただけるありがたい場所。
でも、パッと見だとどこにお水があるの全くかわかりません。

そこで、逆側に行ってみました。

これだけ見ると単にお地蔵さんがあるだけですよね。

なので、一段さがっているところに降りて行って周りを調べてみることにしました。

あっ!
右から書いてますけど、「水掛地蔵尊」ってかいてますね!

ということは、ここで間違いないはず。
でもお水はどこだ!?

おおっ!
見えにくいかもしれませんけど、これも右から「弘法大師の霊水」ってはっきり書かれています。

到着ですね♪

ではお水の方を確認しましょう!

うっ、松の葉っぱが風に流されて水の中に落ちてます。。

これ、大丈夫なのかな・・・(汗)

でも、水を見てみると何と言う透明度でしょう!
きれいなお水だってことはすぐにわかりますね。

と、いうことで気を取り直してお水をいただくことに。

情報では、いただく前にまずお地蔵さんにお水をかけるのがマナーってことだったんで、お水をかけさせていただいて、50円をお供え(賽銭箱がなかったんでお地蔵さんの前においてきました)してから、このありがたいお水をいただくことに。

備え付けの「ひしゃく」を借りました。

↓↓↓で、タップリ!

ちなみに、この日は最高気温12度とかでめちゃくちゃ寒かったんですけど、お水をいれたペットボトルを触るとほのかに温かかったのが意外でした。

これはパワーを感じずにはいられませんね(キラーン)

さぁ、必要なアイテムは全て揃いました!
戻って検証を続けましょう♪

お水を煮沸消毒する

何も書いてなかったんですけど、さすがに生水でグイッといくのは怖いんで、レンチンして煮沸消毒することに。


ヴィ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!(3分)

チーン!

完了しました。

では、弘法大師の霊水で紅茶を作りましょう!
今回はお茶うけにアルフォートも用意しました。

ティーバッグをカップにぴょーん!

じわじわとダシ(っていうのかな??)が出てきています。

うっ、、、前回の亀の水と同じく泡だらけになったんですけど、、

んー、おいしそうなコーヒーができ、、、、いや、これホントに紅茶なのか!?
真っっっっ黒なんですけど。。

ま、とにかくティータイムの始まりです!

いただきます!

ずずーーーっ(紅茶)

サクッサクッ!!(アルフォート・ビターバージョン)

おおっ!
うまい。

亀の水と違っていつまでも3D立体感が口の中に残る!!!

亀の水のときは柔らかかったんですけど、今回は硬水ってことになるんでしょうか。でも、明石と東二見って近いのにこんなに違うとは。

おもしろいモンですね〜。

で、すぐ完食したんですけど、何やら体からパワーがみなぎるような気がするんで早速、弘法大師のチカラを得た体で、また字と向かい合うことにしました。

弘法大師の霊水を飲んだ直後に字を書く

さぁ!みなさんお待たせしました!

ここまで長かったですけど、やっと検証も終盤です。

弘法大師の霊水を飲んだ後、チカラを失う前に急いで筆と半紙の前に座り、字を書いてみました。

しゅる、しゅるしゅるしゅるしゅるーーーー!

でーーーーーーーきたぁーーーーーーー!!!

↓↓↓さぁ、これが超神水を飲んだ悟空のようにレベルアップした字ですよ!!!!

↓↓

あれ????????????

…。

……。

…………。

いや、…ほとんど変わってない、、、むしろ墨汁多すぎて下手くそなんじゃー、、、

↓↓↓ビフォーアフター

 

あー、、、、そうですかー、、、、、、、(真顔)

は、はい・・・現場からは以上です。。

ちなみに

せっかくここまで頑張って習字をしたんで、今回の企画のもとになった

弘法も筆の誤り

っていうことわざのエピソードをわかりやすーく会話形式でまとめてみることにしました。


弘法大師 「おっしゃ、いまから新しい門でかざる字書くよ〜!」
村人たち 「おおっ!」

弘法大師 「字は、応天門(おうてんもん)ね。あいよ!」
村人たち (わくわく、わくわく!)

弘法大師 「はっ!」(しゅるりしゅるりしゅるり)
村人たち 「おーっ!さすが弘法大師さまや、字うめ〜!!!」
村人たち 「よーし、門に飾れ〜♪」

(飾った後)

ある村人 (・・・あ、、、もしかして「応」の字に点がたりてないんじゃ。。汗)
村人たち (・・・あれ、まわりの空気がおかしいぞ??? げーーー!点が足りてないじゃーん!!!もう飾っちゃっちゃよー。大汗)

弘法大師 「フンフンフンフ〜ン♪」(筆つかみー)
弘法大師 「ビューン!」(筆投げー)

バーーーーーーーン!(足りなかった点の場所に見事命中&完成!!!!!)

村人たち 「おおーーーーーっ!!!!さすが大師様や!アフターケアまで万全やで」
弘法大師 (ニッコリ)


という人間離れした方だったというエピソードです。

それでは、最後に空海さんのありがたい名言を紹介しましょう

修行して悟りを得ようとする人は、心の本源を悟ることが必要である。心の本源とは清らかで綺麗な明るい心である。

清らかな心、、、ズルしちゃダメなのね。。

ではー(まだ真顔)